2017年7月13日木曜日

標高順応&恵みの雨&ブレックトレイル事情etc.

ブレックの滞在先の標高は2900m。

到着時の血中酸素飽和度(SpO2)は95%を下回っていました。

今朝で6日経ち、95〜98%に上がってきました!順調に標高に慣れてきています。

ちなみに安静時の一般正常値はだいたい96-98%とされていて、90%切ると呼吸不全と定義されます。

しかしながら今朝の安静時の心拍数が少し高いですね。これはおそらくトレーニング疲労も一因だと思います。今日のトレーニングでも実際疲労を感じ、苦しみました。順応してきているとはいえ、トレーニング地は3500m前後なので低地よりも回復スピードは低下します。回復時間・日数も適宜調整する必要があります。


本日のブレックは曇り後雨。おとといまでの気温は、ノースリーブでOKだったのに今朝はレッグカバーにジャケットを着用。気温はおそらく10度前後。山の天候は変わりやすく服装のレイヤリングもシビアです。

昨日も、ほぼ1日中雨。おとといまでの暑く、超乾燥した天気とは全く変わりました。

ず〜っと雨が降っていなかったので大きな山火事が起きたり、水不足も噂されたりするほどでした。いたるところに「キャンプファイヤー禁止」の看板が立っています。

まさに恵みの雨です!

こちらのトレイルヘッド(入り口)には、「マディ(泥)メーター」なるものが設置してあります。
昨日の大雨にもかかわらず、メーターはGOODに近いFAIR。 基本入れる状態です。

ここら辺は砂礫系の土質がベースなので、水はけがよく、雨が降っても泥になることは少なく、逆に湿気で路面が固まります。

場所にもよりますが、よっぽど酷い雨でない限り、翌日にはトレイルに入れます。

GOOD:トレイルはドライです。エンジョイ!!
FAIR:トレイルは濡れていて泥の箇所もあります。侵食を避けるためにトレイルから外れないように利用してください。(泥の箇所は避けないで、そのまま通過してください)
POOR: トレイルはドロッドロの状態です。他のトレイルを利用してください。

ちなみにこのメーターは基本ユーザーが動かせます。私も何度か動かした経験があります。POORの時は、泥々だったので引き返してPOORにスライドさせました。



以前、ムース注意のサインを紹介しましたが、コヨーテも活動しているエリアでもあるのです。飼い犬はアタックされやすいので、散歩時などは要注意です!

トレイルヘッドのお洒落なゴミ箱。クマに壊されないように頑丈な作りになっています。はい。クマも出ます(汗。後ろは犬用のエチケット袋です。

とある舗装路脇にバームが!アメリカっぽいですね(笑!車通りも少なく、行き止まりの道というのもあると思いますが〜遊び心ですねw でも、車には注意!!!

晴天の日々から雨雲が多い天気に急変しています。

コロラド州は炭鉱で栄えていた土地で、ブレックも例外ではなく、炭鉱跡があちこちにあります。

ここの林道でメニュー練習。静かで、清涼感ある森の空気の中、淡々とやるべき事を。

しかし、まだ低地のようには高強度の練習をこなせません。もどかしいけれど、辛抱強く、徐々に順化していきます。

インターバル間に一息。

メニューを終えたあとは極上シングルトラックでご褒美ライド!

ストレートのラインと左にはバームとプチジャンプのライン。

シングトラックは気持ちを高揚させてくれると同時に、癒してもくれる存在。

今日もこの最高の環境に最大限の感謝を!