2017年11月14日火曜日

SDA in 王滝対策:服装を中心に⭐︎

9月に台風で中止となり、11月19日開催となったSDA in 王滝

今私は、飛騨高山御嶽トレーニングセンターに長期滞在しています。
王滝とほぼ同じような標高と気候の場所です。


とても良い環境ですがこの時期は、はっきり言って・・・・・・めちゃくちゃ寒いです!


標高1500mあたりからは雪も残り始めています。

加えて週末には強い寒波がくるとのことで、さらに寒さとの戦いとなりそうです。

厳冬期のレース対策として気になるところは、まずは服装ですね。


どれだけ寒くなるか、または雪や雨が降るのかは、当日にならないとわかりませんが、現地で「あれがない、これがない」とならないようにとりあえず持てる防寒具、防水グッズはすべて持っていくのが良いでしょう。

スポーツ中の服装は寒くても厚着をすれば良いというものではありません。

登りでは寒くても汗をたくさんかきます。

下りでは低気温に加え、風をきることで汗で濡れた衣服が冷えることで一気に体温を奪われます。

一つの厚手のものを着るよりも、体温調整のしやすいように厚手すぎないレイヤーを多め着るのがオススメです。

肌に一番近いレイヤーはできる限り速乾性があるものが良いですね。

登りでは暑くなるにつれてレイヤーごとにジッパーを開けていく、調整が可能です。
薄手レイヤーは暑くなりすぎても脱ぎやすく、収納しやすい利点もあります。

下りやスピード区間では風を防ぐ素材だと冷えにくいです。防水素材だと蒸れやすいので雪や雨が降っていない限りウィンドブレーカー程度が私は良いと感じています。

暖かくするというよりも、いかに「保温」ができるかがカギとなります。

100キロ、120キロ参加の人たちはかなりロングライドとなるので、途中でベースレイヤーだけでもドライなものに着替えるというのも一つの手です。

休憩も最小限にしてできるだけ動き続けたほうが良いです。一度冷え切ると温めなおすにはかなりの時間がかかります。その時に温めなおす体力が残っていないと低体温症になる可能性もあるので、動き続けられるペース配分を意識するのも大切です。極寒の状況で序盤飛ばしすぎて後半うごけなくなったり、ハンガーノックになると危険です。低温下では体が体温を保つために余計にエネルギーを消費します。寒くて面倒に感じても補給もしっかりとってエネルギーを持続させましょう!

現段階の予報では、–5℃〜3℃くらいが予想されています。

人により体温や冷えや温まり具合は違いますが、私の現段階での考えている装備の一例を紹介します。当日天候に変動があったらはここをベースに足し算引き算していきます。

上半身:

ネックウォーマー

スカルキャップ

ベースレイヤーグローブ
ウィンドブロックグローブ

メッシュスリーブレスベースレイヤー
メリノウール長袖ベースレイヤー
裏起毛長袖ジャージ
ウィンドブレーカー

 下半身:

オールシーズンビブショーツ
3/4丈防風パンツ
裏起毛レッグウォーマー
メリノウールソックス
厚手シューズカバー



肌には、ホットオイルを塗ります。



保険でカイロも持参するかもしれません。

スタート時間も6時と真っ暗です。日の出は6時半。ライトは必須なので強めのものを用意したほうが安全でしょう。スタートは集団なのでテールライトも付けたいですね。




パレード走行区間も凍結の心配があるので安全第一で行きましょう!

会場へ来る際も路面凍結が懸念されるのでスタッドレスにする、チェーンを持つなどの対策もあったほうが良いでしょう。

万全の準備をして、アドベンチャーを楽しみ、自分を超える戦いをし、王滝を最高の思い出にしましょう!